待ったなし、総合公園の価値の再生

 全国約65,000件以上の子どもの遊び場を掲載したサイトに、ユーザーの選んだ神奈川県内の屋外施設のランキングがあります。

 総合公園は現在19位にランクインしています。上には上がいます。神奈川県内の4つの公設の公園が、総合公園より上位にランクインしています。

 不動の1位は小田原市のわんぱくランド、2位は横須賀市のソレイユの丘です。この2つの公園の駐車料金が1日1,000円であるにもかかわらず、休日は駐車場に入る車が長蛇の列をつくっています。これらの公園のユーザーが駐車料金を負担する価値を認めていることが証明されています。その価値が何であるのか、総合公園と一体どこが違うのか、ぜひ休日に行って確かめていただくことを担当課に対して2年以上前からお勧めをしてきました。

 もちろん総合公園の方がすぐれている要素もたくさんあります。劣っているところを謙虚に認めて、その部分をきちんと改善していければ、総合公園は間違いなく最高の公園に再生が可能です。市民の皆様に新たなご負担をお願いする総合公園駐車場の有料化が始まりました。だからこそ、今、総合公園の価値の再生に真剣に取り組む必要があります。

お客様の満足を最優先に考える人気の公園と総合公園とどこが違うのか?

 

その1 充実したビジターセンター

 

 2つの公園には、案内所・救護施設・休憩施設・ユニバーサルデザインのトイレ・授乳施設など、様々な来園者のニーズに配慮が行き届いたビジターセンターが設置されています。残念ながら総合公園には、弱者への配慮の視点が欠落しています。

その2 日々進化する公園施設

 2つの公園は、エリアの拡張・新しい企画の提供・遊具の新設・売店のグレードアップなど、お客様のニーズと時流に合わせて公園施設が常に進化を続けています。残念ながら総合公園の一般公園部分は、開園以来大きな改善はほとんどありません。

何よりも一番大きな違いは、“トイレがきれいで明るい”ことです。

総合公園の価値の再生。特に子どもたちが使うトイレをきれいに、そして明るくすること。

 このテーマは今期4年間1番力を入れて取り組み、実現するまで言い続ける覚悟で、平成27年9月議会、平成28年9月議会12月議会、平成29年9月議会12月議会そして平成30年3月議会で発言をしてきました。

 本12月議会で総合公園トイレの全面改修に向けた予算が成立しました。

 全ての市民の皆様に朗報です。

 総合公園の価値の再生にむけて大きな一歩を踏み出しました。